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施術時間
8:30~12:00 / 15:00~19:30
※土曜は8:30~14:00、日祝は休診

自律神経失調症

自律神経失調症について

私たちの身体には、意識しなくても呼吸や心拍、体温調節などを行ってくれる自律神経というシステムがあります。日中の活動を支える交感神経と夜間の休息を促す副交感神経がシーソーのようにバランスを取りながら働いています。ところが現代社会では、このバランスが崩れてしまう方が急増しています。不眠や慢性的な疲労感、原因不明の頭痛やめまいに悩まされる。このような症状でお困りの方は、自律神経の乱れが根本原因かもしれません。

こんな方は要注意です

  • 仕事や人間関係のストレスが多い
  • スマホやパソコンを長時間使用する
  • 睡眠不足が続いている
  • 季節の変わり目に体調を崩しやすい
  • 食事が偏りがち、または不規則
  • 冷えやのぼせ、頭痛、胃腸の不調がある
  • 運動不足または過度な運動

原因

1ストレス

  • 精神的な負担(職場の責任やプレッシャー・人間関係の悩み・家庭内トラブル・経済的不安・将来への心配など)
  • 身体への負荷(長期間の疲労・十分でない休息・夜勤や不規則勤務・過度な運動など)
  • 外部環境の影響(気温や湿度の急変・気圧の変化・騒音・大気汚染・住環境の問題など)

現代人は複数のストレスに同時にさらされています。緊張状態が日常となってしまうと、本来なら夜間にリセットされるはずの神経系統も休むことができません。結果として心身の修復機能が追いつかず、様々な症状として表れてきます。

2生活習慣の乱れ

  • 食事の質の低下(栄養不足・食べ過ぎ・お酒の飲み過ぎ・コーヒーなどの摂りすぎ)
  • 睡眠の質と時間の悪化や生活時間の逆転
  • 運動習慣がない状態または激しすぎる運動
  • スマホやパソコンの使いすぎ(光による睡眠への悪影響)

生活リズムが崩れると、体内時計が乱れ、自律神経のバランスも崩れやすくなります。

3ホルモンバランスの変化

  • 更年期や思春期でのホルモン分泌の大きな変化
  • 妊娠・出産・生理周期に伴う体内環境の変動
  • 甲状腺などの内分泌器官の機能異常

女性の身体は男性より複雑なホルモンバランスで成り立っています。これらのホルモンは気分や体調に直結するため、変動期には心身ともに不安定になりがちです。

4気候や環境の変化

  • 季節の変わり目の寒暖差や湿度変化
  • 台風や低気圧による気圧の変動
  • エアコンなどによる温度管理の影響

急激な気象変化は体内の水分や血液の流れに影響し、それが不調として表れます。

5遺伝的要因や体質

  • 生まれつき神経が敏感な体質
  • 家族に同様の症状を持つ人がいる場合
  • 過去のトラウマや強いストレス体験の影響

敏感な体質は時として生きづらさを感じさせますが、同時に周囲の変化をいち早く察知できる能力でもあります。この特性を理解し、適切にケアすることで快適な生活を送ることは十分可能です。

6過労・慢性的な疲労

  • 長時間労働と休息不足の慢性化
  • 常に何かに追われているような感覚
  • 休日でも完全にリラックスできない状態

効率性を求められる現代社会では、心身の回復時間が軽視されがちです。結果的に交感神経が優位な状態となり、心身に不調をきたしてしまうのです。

主な症状

身体的な症状

  • 倦怠感・慢性的な疲労
  • 動悸・息苦しさ・胸の圧迫感
  • めまい・立ちくらみ・ふらつき
  • 胃腸の不調(便秘・下痢・胃もたれ・食欲不振)
  • 頭痛(偏頭痛・緊張型頭痛)
  • 冷え・手足のしびれ・ほてり
  • 肩こり・首こり・背中の痛み
  • 頻尿・残尿感・膀胱の違和感

精神的な症状

  • 不安感・イライラ・落ち込み
  • 集中力の低下・記憶力の低下
  • 不眠・睡眠障害
  • パニック症状(過呼吸・強い不安感)
  • 気分の浮き沈みが激しい

環境に影響される症状

  • 気温や気圧の変化に敏感
  • 朝がつらく、夜になると元気になる
  • エアコンが苦手(寒暖差に弱い)

鍼灸治療で自律神経
失調症を改善します

身体に表れる様々な不調の背景には神経バランスの崩れがあります。当院の鍼灸治療は、この根本原因に直接働きかけられるのが強みです。交感神経の過度な興奮を抑制し、副交感神経の機能を回復させることが治療の核心となります。また、血液循環が促進され、筋肉の緊張も和らぎます。結果的に自然治癒力が高まり、冷えやしびれなどの症状改善が期待できます。

鍼灸治療